お仕事とそうではないもの。

社会人5年目の仕事で感じたこととそうではないことのメモ代わり。

成果の還元

今朝。出勤したら、珍しく部長が自席までいらっしゃった。そんなことは滅多にないので何かとワタワタしていたら、早速昨日の研修の感想を求められた。
しどろもどろで答えた、ら、
「いや〜研修成果の発表、大変だと思うけど、頑張ってね」

研修成果の発表……?

研修、成果の、発表?????

は、初めて聞いたんですが……(震え声)

どうやら研修成果を職場の皆さんの前で発表する機会があるらしい。確かにあれだけのコストをかけていただいたのだ。当然といえば当然かもしれない。
しかし、まずい。かなりまずい。研修内容のうちの一コマは、講師の説明がカタカナ語ばかり使うので、正直何を言ってるのか理解できず(パワポもこれでもかと英語だらけで)、途中でメモを放棄してしまった……

私が今回研修受講をしたのは、弊社のグローバル化のためのヒントを得ることが目的だった。
そのために、外資日本法人の話を中心に聞いて回ったけれど、実は明確なヒントは得られなくて……そこで気が付いたことは、この人たちにとっては、お互いが違うことが当たり前で、そのことをあらためて課題として「グローバル化」なんて捉え方はしないのだということだった。
だから、外資日本法人の資料を使って報告しても、(その資料と講演自体は素晴らしいものだったけど)、弊社として示唆に富んだ内容にはならない、むしろ中身が全くない内容になってしまう。これはまずい。

むしろ、制度的な部分では、極めてドメスティックな弊社と外資日本法人というグローバルな企業との間に、大きな違いがあるとは思えなくて(前述した目標設定の仕方とか、それに対するアプローチとか、そのプロセスは大きく違うんだけど)、それはそれで意外だった。
言葉の壁があること、文化の違いがあることは、彼らにとっては当然で、それをどう乗り越えていくかということに対して、組織はコストを払わないのかもしれない。
つまりその部分は自己啓発、あるいは個人の心掛けの問題で、組織がコストを払うのは、地理的に離れた環境でどのようにして情報を把握し管理するのか、あるいは国ごとに異なるリスクに対して対応していくのか、そういう表面的なこと、具体性のある数値目標なのではないかと思った。

翻って弊社の目指すグローバル化は、そうした自己啓発や個人の心掛けの部分に、どのようにアプローチをして、意識を変えていくのか、という点にあるような気がしている。(外資系企業だとそのあたりを「カルチャー」という言葉で表現していたかもしれない。)
とはいえこの部分、昨日の研修ではあまり触れられていなかったところで(そういう精神論に触れられていたのは日本企業ばかりというのは、考えるものがあった)、そのかけらを集めて報告を構成していかなければならないのか……と思うと、率直に言ってかなり厳しい。

そうでなければ、昨日の記事のように、他社との目標設定の温度差を題材として、グローバル化に向けた考え方のぬるさを批判的に論じる、というのもアリなんだろうけども、さすがに自分の担当事業を批判するなんて、酒の席じゃあるまいし、無責任極まりないように思う。

とりあえず、昨日の講演で収穫だったと思うのは、話を聞いた企業のうちの一社は制度が独特だそうで、本も何冊も出しているということを知れたこと。
そのあたりを一読し、内容を補完しつつ、基本的にはグローバル化で横串を通し直して報告するのかなぁと思っている。