お仕事とそうではないもの。

社会人5年目の仕事で感じたこととそうではないことのメモ代わり。

ご挨拶にうかがう。

最近の私は、秋なのか、やたら寂寞の思いばかり募り、そして時折激しく憂鬱な気持ちになる。

こんな仕事ばかり頑張ってどうするの?という虚しさというか。
そんなに仕事ばかりしていたって、別に守るべき家族もいないんだしぃー、今日のできごとを話す彼氏もいないんだしぃー、いくらやっても一人で孤独なことには変わらないんだよ?的なことを思うと、果てしなく絶望的な気持ちに襲われる。

何せ時間があるからこそ考えてしまう。
忙しければ多分、見て見ぬふりをしていられるのに。

今の部署での生活も半年を過ぎて、そろそろようやく色んなことが「当たり前」になってきた。
係における自分の立ち位置、上司との関係性、同期との距離感……ようやくそれらが「当たり前」になってきて、そして、前の当たり前がどんどん遠くなっていく。
1年前の今頃、何をしていたか考える。あるいはどういうスケジュールで動いていたかを思い返す。
そこで思い浮かぶ単語だったり、スケジュール感というのが、今と全く無縁であることに驚いてしまう。
それらは本社にいたら当たり前のことなのに、気が付いたらそれらから随分遠ざかっていたこと。改めて気が付き、ぞっとする。私は本社からどれだけ離れてじっているんだろう……

去年まで自分の携わっていた仕事を社内報で見かけると、あっと嬉しくなる。
けれど、もうどうしようもない。
そう、もうそれらは全て過去。私には関係の無い世界のことなのだ。いつまでも引きずるのは、未練がましいことなのかもしれない。
そう思い、今月あった前の部署が関与している一大イベントにも行かなかった。毎年、色んなOB、OGが来るイベントで、だからちょっと顔を出そうかなんて思っていたけれど。なんか女々しいかなぁとか未練がましいよなぁと思ったら足を伸ばせなかった。単純に疲れが溜まっていて動けなかったことも大きいけれど……

そして、本社から外に出て思うこと。
知り合いのあの人、今日ウチの職場に来ているらしいよ、という話は色んな人のツテで聞く。案外、職場に誰が来ているのか分かるものだ。
そして、知り合いがわざわざ自席まで挨拶に来てくれると案外、というかすごく嬉しい。そして逆に、挨拶に来てくれないと意外と、いや結構、実はかなり寂しい、ということ!(笑)
他人様の職場に足を踏み入れるのは結構ハードルが高いものだけど、そこでご挨拶するかしないかってもしかしたら人間関係的には意外と大きなことなのかもしれない。
一言挨拶するかしないかなんて、本当に些細なことだけど、その数分があなたのこと、ちゃんと覚えてますよ!話しかけたいって思ってますよ!って表現できる良い機会で。それって案外、来られた方は迷惑ではなくて嬉しいことなのかもなぁと。
これも外に出て初めて感じたことかもしれない。
そりゃあんまり長居をしたら迷惑だろうけどさ(笑)

書類が早く作れることとか、効率良く仕事を片付けることとか、ゴリゴリ自分の意見を押し通すこととか、社内政治にやたら長けていることも、もちろん仕事をする上では大事だと思う。
でももっと大切なことは、そういう人としての誠実さ、あるいは自分から一歩を踏み出すコミュニケーションみたいなものだと思うし、それこそが自分に足りないものだと思っている。
調整をしていく上で、画一的ではない、人としての温かみみたいなものを身につけたい。これはずっと目標にしていることであり、自分として非常に弱点を感じていること。
だからなんだろう、私、未だに前の上司にはご挨拶に伺うんだよね。
一方ではお忙しいよなウザったいよなぁという遠慮もあるけれど、そこは引かなくても良いかと思っている(笑)
逆に、自分より先に異動していった諸先輩方の職場には、近くに行くことがあってもなかなか顔を出しづらかったんだけど、そこももう少しご挨拶に伺ってもいいのかもしれないなと、そう思った。
そういえば、自分が前の職場にいたときに、異動していった姉御肌のお母様(私は密かに「パワフルお母さん」と呼んでいた)がよく部署に遊びに来てくれたんだけど、一通り部署を挨拶して回ったあと、自分の元には来てくれなかったときの寂しさみたいなものも大概で。
お声掛けする、って小さいことだけど、案外大事なことかもしれない。
別にチャラチャラ声をかけたりする必要は一切無いと思うけど、あくまで「ご挨拶」でね。